口の大切さ|熊本市南区の歯医者

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口の大切さ

2021年08月03日

ネットからの引用です。非常に共感できるので、載せさせていただきました。

釣部 人裕

◆人間の肉体を作っているのは、その人が食べた食物です。

私たちの体は60兆個もの細胞でできています。約60兆個の細胞や、新陳代謝で生まれてくる新しい細胞は
すべて食べものでできているのです。
新陳代謝の期間は部位によって異なります。
肌は28日間、心臓は22日間、胃・腸は5日間、また筋肉や肝臓などは約2ヶ月間で、骨は3ヶ月間ほどで再生するとされています。
血液は100~120日間ですべて入れ替わります。
ということは、
「人間の身体は3ヶ月もするとまったく新しく生まれ変わる」
ということです。
私たちは食事からとった栄養を使い、自分の体の細胞に変化させています。
体は食事によって生まれ変わることができるのです。
脳科学専門医の山嶋哲盛氏は著書『そのサラダ油が脳と体を壊してる』において、
「細胞は、脳、血液、皮膚、胃腸などの臓器、筋肉、骨など、組織によって様々な形状や役割がありますが、基本的な構造は同じです。
どの細胞にも頭脳に相当する核があり、そこには膨大なDNA(遺伝子)情報が入っています。
個々の細胞には、細胞膜を通って入ってきた栄養や酸素を使ってエネルギーを供給するミトコンドリアや、
栄養やゴミの運搬車が走る微小な管、そして、タンパク質の再製や不要物をリサイクルするリソソーム等々の器官も存在し、驚くほどの機能があります。
若々しい健康な体も、病んでいる体も、すべて細胞が造っているのです。
細胞が喜ぶ食べ物を摂取すれば細胞はいきいきと活動しますし、細胞が嫌がる悪い食べ物を摂取すると、
細胞はパワーを全開できず病気になってしまいます」
と、病気の原因のエッセンスを伝えています。
また、「生きることは、食べ続けることである」といわれます。
食べなければ生きられないのに、口の健康が害され、歯周病、歯の喪失、入れ歯が合わない等の理由で噛めなくなり、
機械的に栄養を摂るようになる人もいます。
一方、
「食べ物をおいしいと感じる限り、自分は生きていける」
と語る寝たきりで体も動かない要介護者人もいます。
この事例からも分かるように、
「食べるという行為は、生きる根源で、とても重要な行為」なのです。
口の健康が「生きる力」ことに直接的に繋がっていることをどれだけの人が理解しているでしょうか。
多くの人は、歯科は命にかかわらないと思っているでしょう。
私は、
「国民の歯科に対する意識と歯科医の意識の変革も必要だ」
と思っています。
歯科医療の役割は、まず多くの歯を保って最後まで自立した健康な生活が送れること、
歯を保てなかった人々には、義歯等によって食べることを確保し、生きがいのある人生を送っていただくこと、
しかし不幸にして、病で自立できなくなった人々には、在宅歯科医療も含めて、
「人生の最後の瞬間まで食べられることを通して、その人の生活と人生を支える」
ことだ考えています。
 みなさん、自分の口の中を見てみてください!

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